【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2007-000159

Adobe JRun におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Adobe が提供する Adobe JRun は、J2EE (Java 2 Platform Enterprise Edition) に準拠したアプリケーションサーバです。Adobe JRun には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

なお、ColdFusion MX 6.1 および 7.0 Standard Edition には影響はありません。 詳しくは、ベンダが提供する情報をご確認ください。

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.6 (注意) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


アドビシステムズ
  • Adobe ColdFusion mx 6.1 Enterprise ("J2EE" オプションをインストールし JRun 4.0 にデプロイしている場合)
  • Adobe ColdFusion mx 7.0 Enterprise Edition ("Multi-Server" オプションをインストールしている場合)
  • Adobe JRun 4.0

想定される影響

Adobe JRun にログイン中の管理者のブラウザ上で任意のスクリプトが実行される可能性があります。また、Cookie 情報に含まれるセッション情報が漏えいした場合、セッション・ハイジャックが行われる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アドビシステムズ
  • Adobe Security bulletins and advisories : APSB07-05
  • Adobe セキュリティ情報 : APSB07-05
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2006-5860
参考情報

  1. JVN : JVN#14243645
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2006-5860
  3. IPA セキュリティセンター : JVN_14243645
  4. Secunia Advisory : SA24093
  5. SecurityFocus : 22547
  6. ISS X-Force Database : 32475
  7. SecurityTracker : 1017646
  8. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2007-0594
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載