【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2006-000654

SugarCRM におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

オープンソースの CRM (Customer Relationship Management) ソフトウェアである SugarCRM には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.6 (注意) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


SugarCRM
  • SugarCRM 4.2.1b およびそれ以前
  • SugarCRM 4.0.1g およびそれ以前
  • SugarCRM 3.5.1h およびそれ以前

想定される影響

ユーザのブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性があります。また、Cookie 情報に含まれるセッション情報が漏洩した結果、セッション・ハイジャックが行われる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

SugarCRM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

参考情報

  1. JVN : JVN#30144870
  2. IPA セキュリティセンター : JVN_30144870
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載