【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2006-000631

ACollab における SQL インジェクションの脆弱性

概要

Web ベースのグループウェアシステムである ACollab には、SQL インジェクションの脆弱性が存在します。ACollab はeラーニング用コンテンツ管理システムである ATutor の拡張機能(アドオン)としても動作します。

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


ATRC
  • ACollab 1.2 およびそれ以前

想定される影響

データベース内容の改ざんやデータの盗難などが行なわれる可能性があります。また、認証を回避されてしまい、なりすましが行われる可能性があります。
対策

ベンダ情報及び参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ACollab はバージョン 1.2 をもって開発及びメンテナンスを終了しておりますが、ATutor 1.5.3 には ACollab と同等の機能が実装されています。
対策として、ATutor 1.5.3 に移行することを推奨します。
ベンダ情報

ATRC
  • ACollab Accessible Collaboration Environment : Top Page (英語)
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

参考情報

  1. JVN : JVN#73705637
  2. IPA セキュリティセンター : JVN_73705637
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載