【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2005-000864

XOOPS におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

XOOPS は PHP 言語で実装されたオープンソースのウェブコンテンツ管理システムです。
XOOPS 本体およびフォーラムモジュールには、プライベートメッセージの処理やフォーラム閲覧の処理に関する複数の脆弱性が存在します。

本脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方がIPAに報告し、JPCERT/CCがベンダおよびCERT/CCとの調整を行いました。
報告者: 株式会社ラック 山崎 圭吾 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


XOOPS
  • XOOPS Cube 2.0.12 JP およびそれ以前
  • XOOPS Cube 2.0.13.1 およびそれ以前
  • XOOPS Cube 2.2.3 RC1 およびそれ以前

想定される影響

ユーザがプライベートメッセージやフォーラムを閲覧した際、遠隔の第三者によって登録されたスクリプトを実行させられる可能性があります。
これにより、セッションハイジャックを行われ、ユーザがログイン後の画面を遠隔の第三者に操作されてしまう可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

XOOPS
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2005-2338
参考情報

  1. JVN : JVN#77105349
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2005-2338
  3. IPA セキュリティセンター : JVN_77105349
  4. Secunia Advisory : SA17300
  5. SecurityFocus : 15195
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載