【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2005-000787

Pochy におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Microsoft Windows 環境で動作する電子メールクライアントソフト Pochy は、特定の文字列を受信した場合に、CPU 負荷が高いまま処理が停止し、サービス運用妨害 (DoS) 状態になる問題があります。

本脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方がIPAに報告し、JPCERT/CCがベンダおよびCERT/CCとの調整を行いました。
報告者: 独立行政法人 情報処理推進機構 セキュリティセンター 若居 和直

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Pochy project team
  • Pochy 0.2.1a

想定される影響

Pochy 利用者に対し、特別に作成したメールを送信することでサービス運用妨害 (DoS) 攻撃を行える可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています (Pochy 0.3.0b で修正済み)。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Pochy project team
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

参考情報

  1. JVN : JVN#23727054
  2. IPA セキュリティセンター : JVN_23727054
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載