【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2005-000766

w3ml におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

メーリングリストのログをウェブ上に表示するプログラム w3ml には、クロスサイトスクリプティング脆弱性が存在します。

本脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方がIPAに報告し、JPCERT/CCがベンダおよびCERT/CCとの調整を行いました。
報告者: 株式会社インターネットイニシアティブ 堂前 清隆氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


とみたまさひろ
  • w3ml -0.4-20020625 およびそれ以前

想定される影響

ブラウザ上で任意のコードが実行されます。これにより、Cookie を使用しているサイトでは、第三者に cookie 情報を盗まれる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

とみたまさひろ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

参考情報

  1. JVN : JVN#97757029
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載