【活用ガイド】

JVNDB-2001-000046

Ntpd におけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

様々な UNIX オペレーティングシステムに含まれる Network Time Protocol Daemon (ntpd) には、ntp クライアントから ntpd へ時刻同期状態についての報告を求めるリクエストが与えられた際、指定した変数の引数が異常に長い文字列であった場合にバッファオーバーフローが発生する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


ヒューレット・パッカード
  • HP-UX 10.01 
  • HP-UX 10.10 
  • HP-UX 10.20 
  • HP-UX 10.24 
  • HP-UX 11.00 
  • HP-UX 11.04 
  • HP-UX 11.11 
レッドハット
  • Red Hat Linux 6.2  
  • Red Hat Linux 7.0  

想定される影響

Ntpd の実行権限で任意のコードを実行されてしまう可能性があります。
対策

ベンダ情報及び参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

サン・マイクロシステムズ
  • サン・マイクロシステムズ株式会社 : Top Page (2007/01/04 現在 本脆弱性に関する情報は確認できませんでした)
ヒューレット・パッカード レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2001-0414
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2001-0414
  2. US-CERT Vulnerability Note : VU#970472
  3. SecurityFocus : 2540
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載