【活用ガイド】

JVNDB-2026-022660

KubeVirt等の複数ベンダの製品におけるUNIX Symbolic Link のフォローに関する脆弱性

概要

KubeVirtのvirt-handlerが使用するsafepathパッケージに脆弱性が見つかりました。OpenAtNoFollow関数はO_PATH|O_NOFOLLOWを使ってパスの末端要素へのファイルディスクリプタを取得しますが、その後の処理で/proc/self/fd/N経由でリンク追従システムコールを使いパスを解決します。末端要素がシンボリックリンクの場合、カーネルがこれを参照解除してしまい、意図されたリンク追従禁止の保護が無効化されます。virt-launcherポッドにアクセス可能な攻撃者はこれを悪用して、virt-handlerのIPCソケット接続(VMドメインのライフサイクルイベントに使われる通知ソケットを含む)をリダイレクトできます。このソケットを乗っ取ることで、攻撃者は任意のドメインイベントをvirt-handlerに注入できるため、誤ったライフサイクル操作を行わせたり、Kubernetes API上のVM状態を破損させたり、クラッシュを引き起こしたりして、影響を受けたノード上の全仮想マシンに対する継続的な管理サービス拒否をもたらします。さらに、同じシンボリックリンク追従の脆弱性により、virt-handlerが意図しないホストパスにファイルの所有権や権限変更を適用する可能性もあります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.3 (重要) [その他]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


KubeVirt
  • KubeVirt
レッドハット
  • OpenShift Virtualization 4 から 4.22.0

本脆弱性の影響を受ける製品の詳細については、ベンダ情報および参考情報をご確認ください。
想定される影響

・当該ソフトウェアが扱う情報について、外部への漏えいは発生しません。
・当該ソフトウェアが扱う情報の一部が書き換えられる可能性があります。
・当該ソフトウェアが完全に停止する可能性があります。
対策

ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. UNIX Symbolic Link のフォロー(CWE-61) [その他]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2026-13201
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2026-13201
更新履歴

  • [2026年07月08日]
      掲載