【活用ガイド】

JVNDB-2020-007131

Philips 製 DreamMapper にログファイルからの情報漏えいの脆弱性

概要

Philips 社が提供する DreamMapper は睡眠時無呼吸症候群の治療を支援するためのモバイルアプリケーションです。DreamMapper には、ログファイルからの情報漏えい (CWE-532) の脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.3 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


フィリップス
  • DreamMapper Version 2.24 およびそれ以前

想定される影響

遠隔の第三者によって、エラーメッセージを含むログ情報を窃取されるおそれがあります。なお、患者に対して直接治療や診断を提供するアプリケーションではないため、患者の安全性に影響を与えることはありません。
対策

[アップデートする]
Philips 社は 2021年6月30日までに、本脆弱性を修正したアプリケーションのリリースを予定しています。
ベンダ情報

フィリップス
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. ログファイルからの情報漏えい(CWE-532) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2020-14518
参考情報

  1. JVN : JVNVU#90407983
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2020-14518
  3. ICS-CERT ADVISORY : ICSMA-20-212-01
更新履歴

  • [2020年08月03日]
      掲載