【活用ガイド】

JVNDB-2020-003004

Versiant LYNX Customer Service Portal におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

Versiant LYNX Customer Service Portal には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性があります。

Versiant LYNX Customer Service Portal は、海上コンテナターミナルへの入出庫状況をリアルタイムに提供するための Web アプリケーションです。Versiant LYNX Customer Service Portal には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在し、ローカルの認証済み攻撃者が悪意ある JavaScript を挿入し、当該製品にログインしているユーザにスクリプトを実行させる可能性があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 3.9 (注意) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 低
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): 低
CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.2 (注意) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Versiant
  • Versiant LYNX Customer Service Portal バージョン 3.5.2

想定される影響

当該製品にログインしているユーザのウェブブラウザ上で、任意のスクリプトを実行される可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
ベンダ情報

Versiant
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2020-9055
参考情報

  1. JVN : JVNVU#92639772
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2020-9055
  3. US-CERT Vulnerability Note : VU#962085
更新履歴

  • [2020年04月01日]
      掲載