【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2010-000002

WebCalenderC3 におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

有限会社シースリーが提供する WebCalenderC3 には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

有限会社シースリーが提供する WebCalenderC3 は、スケジューラ付カレンダーソフトウェアです。WebCalenderC3 には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在します。

なお、開発者によると、開発者の環境では本脆弱性は再現しませんでしたが対策が不十分であると判断し、セキュリティ強化版を公開したとのことです。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 大野 雅子 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


有限会社シースリー
  • WebCalenderC3 V0.32 およびそれ以前

想定される影響

ユーザのウェブブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートしてください。
ベンダ情報

有限会社シースリー
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2010-0349
参考情報

  1. JVN : JVN#33977065
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2010-0349
  3. Secunia Advisory : SA38135
  4. OPEN SOURCE VULNERABILITY DATABASE (OSVDB) : 61629
更新履歴

  • [2010年01月12日]
      掲載