【活用ガイド】

JVNDB-1999-000055

HP-UX の Aserver プログラムにおける任意のプログラムを実行される脆弱性

概要

HP-UX の Aserver プログラムにより実行される ps コマンドは PATH 環境変数で指定されるため、(1) PATH 環境変数が改ざんされた、(2) Aserver が -f オプションを指定して実行された、の両条件を満たす場合、ファイル名を偽装した任意のプログラムを実行されてしまう脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


ヒューレット・パッカード
  • HP-UX 10.00 
  • HP-UX 10.09 
  • HP-UX 10.10 
  • HP-UX 10.16 
  • HP-UX 10.20 
  • HP-UX 10.24 
  • HP-UX 10.30 
  • HP-UX 10.34 
  • HP-UX 11.00 
  • HP-UX 10.08 
  • HP-UX 10.26 
  • HP-UX 10.01 
  • HP-UX 10.03 

想定される影響

root 権限で任意のコマンドを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ヒューレット・パッカード
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2000-0077
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2000-0077
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載