【活用ガイド】

JVNDB-1999-000039

IBM AIX の named-xfer における任意のファイルが上書きされる脆弱性

概要

IBM AIX の named-xfer には、オプション "-f" を使用して DNS サーバから受け取ったゾーンファイルを出力させることで、システムファイルを上書きすることが可能な脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM AIX 4.2 
  • IBM AIX 4.1 

想定される影響

システムに関する重要な情報を書き換えられる、あるいは root 権限で任意のコマンドを実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報及び参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
  • IBM Japan : Top Page (2007/01/04 現在 本脆弱性に関する情報は確認できませんでした)
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-1999-1013
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-1999-1013
  2. SecurityFocus : 673
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載