【活用ガイド】

JVNDB-1999-000022

Microsoft Windows の IGMP パケット処理におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Microsoft Windows に含まれる TCP/IP スタックに不備があり、意図的に断片化された IGMP パケットを受信した場合、システムがクラッシュしてしまう脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Windows 9X 95  
  • Microsoft Windows 9X 98  
  • Microsoft Windows 9X 98 scd 
  • Microsoft Windows NT 4.0 (server) 
  • Microsoft Windows NT 4.0 (terminal_srv) 
  • Microsoft Windows NT 4.0 (workstation) 

想定される影響

システムがサービス運用妨害 (DoS) 状態となる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS99-034
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS99-034
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-1999-0918
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-1999-0918
  2. SecurityFocus : 514
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載