【活用ガイド】

JVNDB-1999-000020

HP-UX の CDE における任意のコマンドを実行される脆弱性

概要

CDE を利用している HP-UX には、PATH 環境変数にカレントディレクトリとして扱われる "::" が作成されてしまう脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


ヒューレット・パッカード
  • HP-UX 10.00 
  • HP-UX 10.01 
  • HP-UX 10.10 
  • HP-UX 10.16 
  • HP-UX 10.20 
  • HP-UX 10.24 
  • HP-UX 10.30 
  • HP-UX 10.34 
  • HP-UX 10.03 
  • HP-UX 10.08 
  • HP-UX 10.26 

想定される影響

任意のコマンドを実行させられる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ヒューレット・パッカード
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-1999-0690
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-1999-0690
  2. SecurityFocus : 541
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載