【活用ガイド】

JVNDB-1999-000014

Sun Solaris の libc におけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

Sun Solaris の libc には、LC_MESSAGES 環境変数が過度に長い場合において、バッファオーバーフローが発生する脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


サン・マイクロシステムズ
  • Sun Solaris 2.6 (sparc) 
  • Sun Solaris 2.6 (x86) 
  • Sun Solaris 7.0 (sparc) 
  • Sun Solaris 7.0 (x86) 

想定される影響

libc にリンクしており、かつ setuid ビットが設定されているプログラムを利用することにより、root 権限で任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

サン・マイクロシステムズ
  • Sun Security Bulletin : #00189
  • Sun Security Bulletin 日本語版 : #00189
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-1999-0767
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-1999-0767
  2. SecurityFocus : 268
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載