【活用ガイド】

JVNDB-2017-008734

Oracle Fusion Middleware の Oracle WebLogic Server における WLS Security に関する脆弱性

概要

Oracle Fusion Middleware の Oracle WebLogic Server には、WLS Security に関する処理に不備があるため、機密性、完全性、および可用性に影響のある脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 9.8 (緊急) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


オラクル
  • Oracle WebLogic Server 10.3.6.0.0
  • Oracle WebLogic Server 12.1.3.0.0
  • Oracle WebLogic Server 12.2.1.1.0
  • Oracle WebLogic Server 12.2.1.2.0

想定される影響

リモートの攻撃者により、情報を取得される、情報を改ざんされる、およびサービス運用妨害 (DoS) 攻撃が行われる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

オラクル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切なアクセス制御(CWE-284) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2017-10271
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2017-10271
  2. IPA 重要なセキュリティ情報 : Oracle WebLogic Server の脆弱性(CVE-2017-10271)を悪用する攻撃事例について
  3. JPCERT 注意喚起 : JPCERT-AT-2018-0004
更新履歴

  • [2017年10月26日]
      掲載
    [2018年01月16日]
      参考情報:IPA 重要なセキュリティ情報 (Oracle WebLogic Server の脆弱性(CVE-2017-10271)を悪用する攻撃事例について) を追加