【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2017-000219

富士ゼロックス株式会社製の複数の製品における DLL 読み込みに関する脆弱性

概要

富士ゼロックス株式会社が提供する複数の製品のインストーラーおよび DocuWorks 自己解凍文書には、DLL を読み込む際や、自己解凍文書を実行する際の検索パスに問題があり、意図しない DLL を読み込んでしまう脆弱性 (CWE-427) が存在します。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 橘総合研究所 英利 雅美 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

基本値: 6.8 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的

[参考] CVSS v3 による深刻度
基本値: 7.8 (重要) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
影響を受けるシステム


富士ゼロックス株式会社
  • ContentsBridge Utility for Windows 7.4.0 およびそれ以前のインストーラー(CVE-2017-10851)
  • DocuWorks 8.0.7 およびそれ以前のインストーラー(CVE-2017-10848)
  • DocuWorks 8.0.7 およびそれ以前により生成された自己解凍文書
  • DocuWorks Viewer Light インストーラー 登録日2017年7月以前のパッケージ(CVE-2017-10848)
  • ApeosPort-VI C7771/C6671/C5571/C4471/C3371/C2271 向け ART EX ドライバーのインストーラー (デジタル署名のタイムスタンプが日本時間 2017年4月12日 11:04 以前)(CVE-2017-10850)
  • ApeosPort-VI C7771/C6671/C5571/C4471/C3371/C2271 向け PostScript ドライバー Microsoft Pscript用 + 機能追加 PlugIn + PPDファイル インストーラー (デジタル署名のタイムスタンプが日本時間 2017年4月12日 11:10 以前)(CVE-2017-10850)
  • ApeosPort-VI C7771/C6671/C5571/C4471/C3371/C2271 向け XPS 対応ドライバーのインストーラー (デジタル署名のタイムスタンプが日本時間 2016年11月4日 08:48 以前)(CVE-2017-10850)
  • ApeosPort-VI C7771/C6671/C5571/C4471/C3371/C2271 向け ART EXダイレクトファクスドライバーのインストーラー(デジタル署名のタイムスタンプが日本時間 2017年5月26日 16:44 以前)(CVE-2017-10850)
  • ApeosPort-VI C7771/C6671/C5571/C4471/C3371/C2271 向け設定復元ツールのインストーラー (デジタル署名のタイムスタンプが日本時間 2015年8月25日 17:51 以前)(CVE-2017-10850)
  • DocuCentre-VI C7771/C6671/C5571/C4471/C3371/C2271 向け ART EX ドライバーのインストーラー (デジタル署名のタイムスタンプが日本時間 2017年4月12日 11:04 以前)(CVE-2017-10850)
  • DocuCentre-VI C7771/C6671/C5571/C4471/C3371/C2271 向け PostScript ドライバー Microsoft Pscript用 + 機能追加 PlugIn + PPDファイル インストーラー (デジタル署名のタイムスタンプが日本時間 2017年4月12日 11:10 以前)(CVE-2017-10850)
  • DocuCentre-VI C7771/C6671/C5571/C4471/C3371/C2271 向け XPS 対応ドライバーのインストーラー (デジタル署名のタイムスタンプが日本時間 2016年11月4日 08:48 以前)(CVE-2017-10850)
  • DocuCentre-VI C7771/C6671/C5571/C4471/C3371/C2271 向け ART EXダイレクトファクスドライバーのインストーラー(デジタル署名のタイムスタンプが日本時間 2017年5月26日 16:44 以前)(CVE-2017-10850)
  • DocuCentre-VI C7771/C6671/C5571/C4471/C3371/C2271 向け設定復元ツールのインストーラー (デジタル署名のタイムスタンプが日本時間 2015年8月25日 17:51 以前)(CVE-2017-10850)

想定される影響

想定される影響は各脆弱性により異なりますが、次のような影響を受ける可能性があります。

・インストーラー起動時に管理者権限で任意のコードを実行される - CVE-2017-10848, CVE-2017-10850, CVE-2017-10851
・DocuWorks自己解凍文書を実行したユーザの権限で任意のコードを実行される - CVE-2017-10849
対策

CVE-2017-10848, CVE-2017-10850, CVE-2017-10851 向け対策
[最新のインストーラーを使用する]
開発者が提供する情報をもとに、最新のインストーラーを使用してください。
なお、本脆弱性の影響を受けるのはインストーラーの起動時のみのため、既存のユーザはソフトウェアをアップデートする必要はありません。

CVE-2017-10849 向け対策
[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。

[ワークアラウンドを実施する]
当該製品の最新版には、自己解凍文書作成機能は含まれていません。
既存のDocuWorks自己解凍文書を利用する場合は、空の新規フォルダを作成し、その中に DocuWorks自己解凍文書(exe ファイル) を格納してから、起動して下さい。
詳しくは、製品開発者が提供する情報をご確認ください。
ベンダ情報

富士ゼロックス株式会社
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2017-10848
  2. CVE-2017-10849
  3. CVE-2017-10850
  4. CVE-2017-10851
参考情報

  1. JVN : JVN#09769017
  2. JVN : JVNTA#91240916
更新履歴

[2017年08月31日]
  掲載