【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2017-000180

バッファロー製の複数の無線 LAN ルータに複数の脆弱性

概要

株式会社バッファローが提供する WMR-433 および WMR-433W は無線 LAN ルータです。 WMR-433 および WMR-433W には次の脆弱性が存在します。
・クロスサイトリクエストフォージェリ (CWE-352) - CVE-2017-2273
・反射型クロスサイトスクリプティング (CWE-79) - CVE-2017-2274

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 小林 学 氏
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 低
CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
※上記は、CVE-2017-2273 の評価になります。


CVSS v3 による深刻度
基本値: 6.1 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
※上記は、CVE-2017-2274 の評価になります。
影響を受けるシステム


バッファロー
  • WMR-433 ファームウェア Ver.1.02 およびそれ以前
  • WMR-433W ファームウェア Ver.1.40 およびそれ以前

想定される影響

想定される影響は各脆弱性により異なりますが、当該製品にログインした状態のユーザが細工されたページにアクセスした場合、次のような影響を受ける可能性があります。
・当該製品の設定を変更させられたり、当該製品を再起動させられたりする - CVE-2017-2273
・ユーザのウェブブラウザ上で、任意のスクリプトを実行される - CVE-2017-2274
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、ファームウェアをアップデートしてください。
ベンダ情報

バッファロー
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトリクエストフォージェリ(CWE-352) [IPA評価]
  2. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2017-2273
  2. CVE-2017-2274
参考情報

  1. JVN : JVN#48413726
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2017-2274
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2017-2273
更新履歴

  • [2017年07月20日]
      掲載
    [2018年01月24日]
      参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2017-2273) を追加
      参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2017-2274) を追加