【活用ガイド】

JVNDB-2016-007264

Android 用 Samsung Exynos fimg2d ドライバにおける NULL ポインタデリファレンスを引き起こされる脆弱性

概要

Android 用 Samsung Exynos fimg2d ドライバには、NULL ポインタデリファレンスを引き起こされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 9.8 (緊急) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 高
  • 完全性への影響(I): 高
  • 可用性への影響(A): 高
CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


サムスン
  • Exynos fimg2d ドライバ

Samsung Exynos fimg2d ドライバ上で稼動する Android L(5.0/5.1)、および M(6.0) が本脆弱性の影響を受けます。
想定される影響

攻撃者により、不特定の影響を受ける可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

サムスン
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. NULL ポインタデリファレンス(CWE-476) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-6604
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-6604
  2. 関連文書 : CVE Request - Samsung Exynos fimg2d NULL Pointer Dereference
更新履歴

  • [2017年02月16日]
      掲載