【活用ガイド】

JVNDB-2016-006666

Pidgin の MXIT プロトコルの処理における境界外読み取りの脆弱性

概要

Pidgin の MXIT プロトコルの処理には、境界外読み取りの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 5.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 不要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Canonical
  • Ubuntu 15.10
  • Ubuntu 14.04 LTS
  • Ubuntu 12.04 LTS
Debian
  • Debian GNU/Linux 8.0
Pidgin
  • Pidgin 2.11.0 未満

想定される影響

サーバから送信された巧妙に細工された MXIT 連絡先情報を介して、メモリを開示される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical Debian Pidgin シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 境界外読み取り(CWE-125) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-2375
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2016-2375
更新履歴

  • [2017年01月19日]
      掲載