【活用ガイド】

[English]

JVNDB-2016-000251

WinSparkle におけるレジストリ値を検証しない問題

概要

WinSparkle は、Windows アプリケーション向けにソフトウェアアップデートの機能を提供するライブラリです。WinSparkle を使用しているアプリケーションは、起動時に WinSparkle が使用する一時ファイル用ディレクトリを確認し、ディレクトリ内のファイルを削除します。このディレクトリのパスは、特定のレジストリキーに記録されています。

攻撃者によって本ライブラリの使用するレジストリ値が改ざんされた状況で、当該ライブラリを実装したアプリケーションをユーザ自身が実行した場合、ユーザの意図しないディレクトリやファイルが削除される可能性があります。

この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
報告者: 三井物産セキュアディレクション株式会社 吉川 孝志 氏

CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

基本値: 4.0 (警告) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的

[参考] CVSS v3 による深刻度
基本値: 3.6 (注意) [IPA値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更なし
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): 低
影響を受けるシステム


WinSparkle
  • WinSparkle 0.5.3 より前のバージョンを使用しているアプリケーション

Wireshark 2.0.5 が本脆弱性の影響を受けると報告を受けています。 また、Wireshark 以外のアプリケーションも影響を受ける可能性があります。
想定される影響

WinSparkle を使用しているアプリケーションの実装によりますが、アプリケーションの権限で任意のディレクトリやファイルが削除される可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
ベンダ情報

WinSparkle Wireshark
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [IPA評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2016-7838
参考情報

  1. JVN : JVN#96681653
更新履歴

[2016年12月26日]
  掲載