【活用ガイド】

JVNDB-2015-007623

Ruby の Net::SMTP における SMTP コマンドインジェクションの脆弱性

概要

Ruby の Net::SMTP には、SMTP コマンドインジェクションの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v3 による深刻度
基本値: 6.1 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃に必要な特権レベル: 不要
  • 利用者の関与: 要
  • 影響の想定範囲: 変更あり
  • 機密性への影響(C): 低
  • 完全性への影響(I): 低
  • 可用性への影響(A): なし
CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Ruby-lang.org
  • Ruby 2.4.0 未満

想定される影響

RCPT TO または MAIL FROM コマンドの CRLF シーケンスを介して、SMTP コマンドインジェクション攻撃を実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Ruby-lang.org
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. CRLF インジェクション(CWE-93) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2015-9096
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2015-9096
更新履歴

  • [2017年07月18日]
      掲載

公表日2015/12/11
登録日2017/07/18
最終更新日2017/07/18