【活用ガイド】

JVNDB-2011-004412

Asterisk Open Source におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Asterisk Open Source および Asterisk Business Edition には、特定のインターフェースへ認証されていないセッション数を制限しないため、サービス運用妨害 (ファイル記述子の枯渇およびディスク容量の枯渇) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Digium
  • Asterisk Asterisk 1.4.40.1 未満の 1.4.x、1.6.1.25 未満の 1.6.1.x、1.6.2.17.3 未満の 1.6.2.x、1.8.3.3 未満の 1.8.x、および Business Edition C.3.6.4 未満の C.x.x

想定される影響

第三者により、一連の TCP 接続を介して、サービス運用妨害 (ファイル記述子の消耗およびディスク容量の消耗) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Digium
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2011-1507
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2011-1507
更新履歴

  • [2012年03月27日]
      掲載

公表日2011/04/21
登録日2012/03/27
最終更新日2012/03/27