【活用ガイド】

JVNDB-2009-002116

Apple QuickTime の FlashPix ファイルの処理におけるヒープベースのバッファオーバーフローの脆弱性

概要

Apple QuickTime には、FlashPix ファイルの処理に不備があるため、任意のコードを実行される、またはサービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


アップル
  • QuickTime 7.6.4 未満
  • Apple Mac OS X v10.4.11
  • Apple Mac OS X v10.5.8
  • Apple Mac OS X v10.6
  • Apple Mac OS X v10.6.1
  • Apple Mac OS X Server v10.6
  • Apple Mac OS X Server v10.6.1

想定される影響

第三者に任意のコードを実行される、またはサービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル
  • Apple Security Updates : HT3859
  • Apple Security Updates : HT3937
  • Apple セキュリティアップデート : HT3859
  • Apple セキュリティアップデート : HT3937
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2009-2798
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2009-2798
  2. SecurityFocus : 36328
更新履歴

  • [2009年10月20日]
      掲載
    [2009年12月17日]
      影響を受けるシステム：アップル (HT3937) の情報を追加
      ベンダ情報：アップル (HT3937) を追加

公表日2009/09/09
登録日2009/10/20
最終更新日2009/12/17