【活用ガイド】

JVNDB-2008-004277

Microsoft Internet Explorer 7 の XMLHttpRequest object の setRequestHeader メソッドにおける HTTP リクエスト分割攻撃などを実行される脆弱性

概要

Microsoft Internet Explorer 7 の XMLHttpRequest object の setRequestHeader メソッドは、危険な Transfer-Encoding HTTP リクエストヘッダを制限しないため、HTTP リクエスト分割攻撃および HTTP request smuggling 攻撃を実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Internet Explorer 7

想定される影響

第三者により、"Transfer-Encoding: チャンクされた" ヘッダを含んでいる POST および正確でないチャンクサイズを持つリクエスト本体を介して、HTTP リクエストの分割攻撃および HTTP request smuggling 攻撃を実行される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2008-1545
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2008-1545
更新履歴

  • [2012年09月25日]
      掲載

公表日2008/03/28
登録日2012/09/25
最終更新日2012/09/25