【活用ガイド】

JVNDB-2004-000402

Mozilla 製品におけるセキュリティ関連のダイアログメッセージを改ざんされる脆弱性

概要

Mozilla への機能追加を要求する信頼済みスクリプトは、ユーザが誤解するようなわかりづらい許可ダイアログを表示させることが可能な問題があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.1 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Mozilla Foundation
  • Mozilla Firefox Preview Release より前のバージョン
  • Mozilla Suite 1.7.3 未満のバージョン
  • Mozilla Thunderbird 0.8 未満のバージョン
ミラクル・リナックス
  • Asianux Server 3.0 
  • Asianux Server 3.0 (x86-64) 

想定される影響

攻撃者によって作成されたダイアログを許可することで、標的ユーザは悪意ある Web サイトを信頼済みサイトとして許可してしまいます。結果として、標的ユーザーのシステム上に任意のプログラムがインストール、実行されてしまう可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Mozilla Foundation
  • Mozilla Bugzilla : 253942
  • Mozilla 製品における過去の脆弱性 : mozilla1.7.3
  • Older Vulnerabilities in Mozilla Products : mozilla1.7.3
ミラクル・リナックス
  • MIRACLE LINUX アップデート情報 : mozilla
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2004-0909
参考情報

  1. JVN : JVNTA04-261A
  2. JVN Status Tracking Notes : TRTA04-261A
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2004-0909
  4. JPCERT REPORT : JPCERT-WR-2004-3701
  5. US-CERT Vulnerability Note : VU#113192
  6. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA04-261A
  7. Secunia Advisory : SA12526
  8. SecurityFocus : 11170
  9. ISS X-Force Database : 17377
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載