【活用ガイド】

JVNDB-2007-000758

Microsoft Internet Explorer におけるエラー処理によるメモリ破損の脆弱性

概要

Microsoft Internet Explorer には、キューのファイルのダウンロードを確認する際に、特定の状況でエラーを適切に処理しないために、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Internet Explorer 5.01
  • Microsoft Internet Explorer 6
  • Microsoft Internet Explorer 7
  • Microsoft Windows 2000
  • Microsoft Windows Server 2003
  • Microsoft Windows Server 2003 (itanium) 
  • Microsoft Windows Server 2003 (x64) 
  • Microsoft Windows Vista
  • Microsoft Windows Vista (x64) 
  • Microsoft Windows XP sp3 
  • Microsoft Windows XP (x64) 

想定される影響

第三者によって巧妙に細工された Web ページを処理した際に、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS07-057
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS07-057
  • 絵でみるセキュリティ情報 : MS07-057e
富士通
  • 富士通 公開脆弱性情報 : TA07-282A
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-3893
参考情報

  1. JVN : JVNTA07-282A
  2. JVN Status Tracking Notes : TRTA07-282A
  3. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-3893
  4. JPCERT 緊急報告 : JPCERT-AT-2007-0021
  5. 警察庁 @police : マイクロソフト社のセキュリティ修正プログラムについて
  6. US-CERT Cyber Security Alerts : SA07-282A
  7. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA07-282A
  8. Secunia Advisory : SA23469
  9. SecurityFocus : 25916
  10. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2007-3437
更新履歴

  • [2007年10月19日]
      掲載
    [2007年12月05日]
      ベンダ情報:富士通 (TA07-282A) 追加。