【活用ガイド】

JVNDB-2007-000583

Cisco IOS における SCP の実装においてユーザの権限を適切にチェックしない問題

概要

Cisco IOS における Secure Copy (SCP) の実装において、ユーザの権限レベルを適切にチェックしない問題が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 8.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco IOS 12.2 

想定される影響

ファイルシステムのファイルを不正に参照されたり、上書きされたりする可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-4263
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-4263
  2. Secunia Advisory : SA26361
  3. SecurityFocus : 25240
  4. ISS X-Force Database : 35872
  5. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2007-2817
更新履歴

  • [2007年08月21日]
      掲載