【活用ガイド】

JVNDB-2007-000184

Cisco IOS の MPLS 処理によるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Cisco Catalyst 6500 シリーズのシステム上で動作する モジュール型 Cisco IOS (Cisco IOS Modularity) およびハイブリッドモードで動作する MSFC2,MSFC3 を搭載する Cisco Catalyst 6000, 6500 および Cisco 7600 シリーズには、Multi Protocol Label Switching (MPLS) パケットの処理に不備が存在するため、デバイスが再起動する脆弱性が存在します。

シスコシステムズの情報によると、影響を受けるシステムは限定されます。詳細はベンダが提供する情報をご確認ください。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: 隣接
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco IOS 12.2 
  • Cisco 7600 シリーズ
  • Cisco Catalyst 6000 シリーズ
  • Cisco Catalyst 6500 シリーズ

想定される影響

第三者が細工した MSPLS パケットを処理することで、特定のデバイスがサービス運用妨害 (DoS) 状態となる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-1258
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-1258
  2. SecurityFocus : 22750
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載