【活用ガイド】

JVNDB-2007-000183

Cisco Catalyst 6000,6500 および Cisco 7600 シリーズ対応の NAM における脆弱性

概要

Cisco Catalyst 6000,6500 シリーズおよび Cisco 7600 シリーズ対応の Network Analysis Module (NAM) には、NAM 自身の IP アドレスに偽装した SNMP パケットの処理に不備が存在するため、デバイスを完全に制御されてしまう脆弱性が存在します。

シスコシステムズの情報によると、NAM のモデル番号 WS-SVC-NAM-1, WS-SVC-NAM-2, WS-X6380-NAM に影響があります。詳細はベンダが提供する情報をご確認ください。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco 7600 シリーズ
  • Cisco Catalyst 6000 シリーズ
  • Cisco Catalyst 6500 シリーズ
  • Network Analysis Module

想定される影響

第三者が細工した SNMP パケットの処理により、任意のコマンドを実行される可能性があります。シスコシステムズの情報によると、デバイスを完全に制御されてしまう可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-1257
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-1257
  2. US-CERT Vulnerability Note : VU#472412
  3. SecurityFocus : 22751
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載