【活用ガイド】

JVNDB-2007-000081

Cisco IOS の不正な TCP パケットのメモリリークによるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Cisco IOS には不正な IPv4 TCP パケットを処理した際に、メモリリークが発生しサービス運用妨害 (DoS) 状態となる脆弱性が存在します。

なお、シスコシステムズの情報によると Cisco IOS 12.X リリースに加え、Cisco IOS 9.x, 10.x, 11.x にも影響があります。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco IOS 12.0 
  • Cisco IOS 12.1 
  • Cisco IOS 12.2 
  • Cisco IOS 12.3 
  • Cisco IOS 12.4 

想定される影響

第三者が巧妙に細工した IPv4 TCP パケットを処理することで、Cisco IOS が動作するデバイスがサービス運用妨害 (DoS) 状態となる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2007-0479
参考情報

  1. JVN : JVNTA07-024A
  2. JVN : JVNVU#217912
  3. JVN Status Tracking Notes : TRTA07-024A
  4. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2007-0479
  5. JPCERT 緊急報告 : JPCERT-AT-2007-0002
  6. US-CERT Vulnerability Note : VU#217912
  7. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA07-024A
  8. Secunia Advisory : SA23867
  9. SecurityFocus : 22208
  10. FrSIRT Advisories : FrSIRT/ADV-2007-0329
更新履歴

  • [2007年04月01日]
      掲載